TAKUDAI TRIVIA~拓大トリビア~

海外でも有名!?
日本が誇る茗荷谷の名建築!

文京キャンパスから徒歩2分の距離にある「拓殖大学国際教育会館」。現在は、主に留学生が日本語を学ぶ教室として利用されているが、実は、歴史的に極めて高い価値を持つ建造物であることはあまり知られていない。日本最古の博物館であり日本近代建築の到達点とされる上野の「東京国立博物館」のベースともなっていて、ガイドブックにもたびたび取り上げられている。設計は、東京大学の安田講堂などをつくった日本近代を代表する建築家・内田祥三。1933年、東アジアの文化を研究する東方文化学院東京研究所として建設され、後に外務省の研修所となったこの建物は、一時、取り壊しの危機に瀕する。しかし、国際大学である拓大なら…と外務省から譲り受け改修。そんな誉れ高い建築が存在する拓大は、現在、歴史ある「文京キャンパスA館」とともに文化財的価値を有する建物2棟を保有している。