TAKUDAI TRIVIA~拓大トリビア~

箱根駅伝、拓大が来たら
「さあ帰ろう」!?

箱根駅伝の伝統校である拓殖大学。初出場は、第14回大会(1933年)までさかのぼり、以来、第96回大会(2020年)まで計41回もの参加を誇る。だが、その始まりは最下位を争い、「拓大が来たら終わりだ。さあ、帰ろう」という言葉が生まれ、それは戦後まで言われ続けた。しかし、最後尾でもタフに粘り抜くその走りに、根強いファンも多かった。時代は移り、2003年には早世したエース・佐藤大輔の活躍と闘病を描いたTVドラマ「天国のダイスケへ~箱根駅伝が結んだ絆~」が放映。主演を福山雅治、佐藤役を小栗旬が務め、拓大駅伝チームも脚光を浴びた。そしていま、最高で3位(往路)を記録するチームとなり、オリンピック選手を二人も輩出。ますます強くなり、注目を集め続ける拓大の駅伝に今後も目が離せない。